あなたはスペシャリスト型?あるいはバイタリティ型?

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読書オタクが語る日本図書シリーズ 第5回

~『凡人起業』「カリスマ経営者」は見習うな!(多田正幸著)を読んで学んだこと~

 

みなさんは、今チャレンジしていることがありますか?

 

私は常にいろんなことにチャレンジしては失敗を繰り返しています。その度に意気消沈しては立ち直り、またやっては修正の繰り返しで、今日もそんなことにめげずにこうして文章を書いています。私は、この本でいうところのバイタリティ型であるようです。

新しいことにチャレンジすることは基本的に良いことだと思いますが、人それぞれ性格が違います。ですので、同じように新しいことにチャレンジする場合でも、石橋を叩いて渡る慎重派と思い立ったが吉日のイケイケドンドン派では、当然、やり方もプロセスも異なります。大事なのは、どちらが良いということではなく、自分がどちらのタイプかを理解することです。

もちろん、すべての人をたった2つのタイプだけに当てはめるのは無理がありますし、これを知ったからといって絶対に失敗しないかというとそれも無理があると思いますが、自分がどちらのタイプに近いかを知るだけでも、迷いや他人の意見に流されることが少なくなり、より自信をもって新しいことにチャレンジできると思います。

少なくとも私は、今のまま続けても良いかもしれないという妙な安心感を得ました(笑)。

 


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【この本のポイント!】

「職人型」と「バイタリティ型」

中小企業の経営者は”職人型”と”バイタリティ型”に分けることができると思います。”職人型”の社長とは、深い商品知識や業界知識や専門的なスキルを武器に事業を行っている人です。(中略)

”職人型”の経営者が深い専門知識を武器に事業を行っている一方、細かいことは気にせず”あたって砕けろ”といったタフな精神力(と鈍感な神経)を武器に事業を行っている”バイタリティ型”の社長もいます。(中略)

その社長の場合、はじめのうちは明確なマーケティングがないのですが、無駄な営業活動の中で少しずつ情報を得ていくことで微調整を重ね、最終的に正解に辿り着いているのです。”無駄な営業活動の中で少しずつ情報を得ていくことで微調整を重ねる”ためには、ものすごくタフな精神力か、もしくはまったく空気を読むことができない鈍感さが必要です。高級ホテルの敷地でバナナの叩き売りをさせてくださいとホテルの支配人に交渉するぐらい、明らかに”お呼びでない”ところに平気で話をしに行く感覚が必要なのです。(中略)

もしもあなたが脱サラや起業を考えていて、”高級ホテルの敷地でバナナの叩き売りをさせてくださいとホテルの支配人に交渉する”ようなことができない、常識人であったならば、”職人型”の社長を目指すべきです。(中略)

“職人型”の事業経営者になるためには、自分ひとりで事業をしているのに近い状態で勤務できる中小企業で修業し、専門性を磨くことが必要なのです。

『凡人起業』P150~P154

 


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本書は起業する方を想定して書かれているため、社長を対象としていますが、私はこの本を読んで、これはすべての人に当てはまると感じました。つまり、誰かが新しいことにチャレンジするとき、これは趣味でも仕事でも何でも構いませんが、自分が「職人型」(スペシャリスト型)と「バイタリティ型」のどちらかであるかを知り、それに合ったやり方を実行することで、より成功率が高まるのではと感じました。

もしあなたがスペシャリスト型であれば、もっと簡単にいえば、プライドが高く、恥をかくことに苦痛を感じるのであれば、チャレンジする時は、事前に用意周到に準備してから始めるべきです。でなければ、直ぐに意気消沈して終わってしまします。

一方で、もしあなたがバイタリティ型であれば、準備もそこそこに直ぐに実践するべきです。なぜなら、バイタリティ型の人は、要は、せっかちで飽きっぽい性格の人であるため、直ぐにやらないと興味が失せて結局やらずに終わってしまいます。これは相手に対しても同様で、誰かと一緒に新しいことをするとき、自分は直ぐにやっても相手がなかなかやらないと、相手がそれをやった時には既に興味を失っているという場合が多いです。バイタリティ型の人としては、とにかく、失敗覚悟で直ぐに始め、失敗しながら徐々に修正していくことで続けるというやりか方がいいと思っています。

 


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これだけだとバイタリティ型の方がスペシャリスト型より良いと感じるかもしれませんが、

他方で、大勢の人や大きなお金が動くようなプロジェクトでは、バイタリティ型ではなくスペシャリスト型が大きな力を発揮すると思います。

また、100%スペシャリスト型の人と100%バイタリティ型の人が一緒に組んで新しいことをやることは難しいかもしれませんが、あえて自分とは逆のタイプの人と組んだり、また、大きなプロジェクトであれば、誰がどのタイプかというのを見極めたうえで、適材適所するのがいいかもしれません。

 

一介の読書オタクより

 


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参考図書:凡人起業「カリスマ経営者」は見習うな!

発行年月:2009年6月

著者:多田正幸(ただ・まさゆき)

発行所:新潮社

※本記事の写真はすべてイメージです。本記事は参考図書の一部を引用したうえで、個人的な感想を述べているに過ぎません。参考図書の実際の内容は、読者ご自身によりご確認ください。

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