あなたは上手くいかないときに自分だけの責任ではないと思っていませんか?

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読書オタクが語る日本図書シリーズ 第108回

~『最後のルール』(浜口直太著)を読んで学んだこと~

 

自分がかかわっておきながら申し訳ない。と思うべき。

 

インパクトがある表題の本ですが、私が本書を読んで感じたのは、これは「最後通告」だということです。

本書は仕事における大事な考え方、プロとしてどうあるべきかについて書かれています。

社会人として、プロとして仕事し、お客様や他人からお金をいただくということは簡単ではありません。日々研鑽を積み重ねて成長し続けなければいけませんし、仕事の結果、成果に対してお金をいただいています。そのお金をいただく。という観点で見れば、基本的にプロセスなんて参考程度にしかなりません。

話を戻しますが、何に対する、誰に対する最後通告かというと、オギャーと生まれてから社会人になるまで、のほほんと生きてきたすべての人たちに対する警鐘だということです。

本書の内容は、どの項目も耳が痛い話ばかりですが、私は特に下記引用箇所が気になりました。

 


画像引用元:https://pixabay.com/ja/古い-レトロ-アンティーク-ビンテージ-古典的な-ノート-旅行-1130743/



【この本のポイント!】

 

プロフェッショナルになる条件⑦

結果にすべての責任を持つ

■どんな結果にも自分で責任を持つ

 

条件5のところで、結果を出すのがプロだと述べましたが、プロでもいい結果が出るときもあれば、悪い結果が出るときもあります。いい結果が出ればいいのですが、必ずしも思った通りにはなりません。現実として一生懸命やっても悪い結果が出ることも多々あります。

そんなときに、「一生懸命やった結果だから、しょうがない」と自分を甘やかすのは、アマチュアの考え方です。プロは、一生懸命やったのに結果が出なかったでは済まされないのです。

例えば、プロ野球。バットを毎日人より多く降り続け練習しているにもかかわらず、実際に試合に出たらヒットがまったく打てないとします。周りの人が「一生懸命やったからしょうがないね」と言って許してくれますか?アマチュアだったらそれでいいかもしれません。お金をもらっていませんから。

しかし、期待されて高い契約金、年俸をもらって入団した以上は、結果を出さなければいけません。(中略)

当然、誰でも時には悪い結果が出るわけです。100%成功するということはありえませんから。(中略)でも、プロは悪い結果を全面的に受け入れ反省して、次にどうしたらいい結果が残せるかを徹底的に考えます。そのシビアさが次につながるのです。

ですから大事なことは、悪い結果も含めすべて自分の責任だと受け入れること。責任を感じなかったら、もう次はありません。それがプロとアマチュアの大きな違いです。お金をもらっている人と、いない人の大きな差なのです。

「自分の仕事くらい、すでに責任を持ってやっている」

と思っている方におうかがいします。自分がかかわった仕事で、いい結果が出せなかったときに「申し訳ない」という気持ちが持てているでしょうか。

「自分が100%かかわったわけではないから」

「自分だけの責任ではない」

と思ってしまうことはありませんか?

そう思う時点で、自分を許してしまっています。責任はとりきれていません。

「自分がかかわっておきながら、申し訳ない」

と、結果を謙虚に受け入れ、反省することから始めてみてください。

(中略)食事をしながらおもむろにiPadを取り出して、僕の持っていった事業アイデアを

言うところの、0から1を作り出す実業とは、本質が異なっているのは自分でも認識していました。(後略)

『最後のルール』P78~P80

 



画像引用元:https://pixabay.com/ja/パノラマ-領海-旅行-パノラマ画像-市-アーキテクチャ-都市景観-3194115/

 

よくよく考えれば、というより、私に限ったことではないと思いますが、現代人は大人になるまで大した苦労をしていません。食うに食えないような経験や生きて明日を迎えられるかというような厳しい環境に身を置いている人は年々減っていると思います。

簡潔に言えば、現代のほとんどの人は甘やかされて育ち、世の中の厳しさをしらないまま大人になっていると言っても過言ではないでしょう。

その証拠に、若い人と話したり仕事をしていると、何考えているんだコイツは?と思うことが少なくありません。

もちろん、だからと言って、「最近の若い奴らは」なんていう、何千年も前から使われてきているセリフを言うつもりはありません。

現代人は基本的に甘やかされて育ってきているのですが、社会人になって、世の中の厳しさにもまれ始めると、急激に大人っぽくなるというのが現代人の特徴の一つだと感じているだけです。

そもそも、若い奴はダメだ。なんて言っている人は、十中八九、その若い人たちから老害だと思われているでしょう。このような人たちは、若い、新しい力や考え方から学ぼうとせず、自分がこれまで経験してきた古い知識や考え方にしがみつき、それが正しいとばかりに周りに押し付けているだけです。

時代は常に変わっていくものですし、若い人たちは常に未来を見ています。老害だと思われている人たちが生きてきた時代と現在では状況がまったく異なりますし、その未来は言わずもがなです。つまり、その未来にはいない人たちの無責任な説教なんて聞かされるくらいなら、少しでも先のことを予想し、今できることに一生懸命取り組んだ方がいいに決まっています。

もっと言ってしまえば、老害だと思われている人たちは、自分が若い人達から相手にされないのが面白くなく、単にすねているだけだと思います。もちろん、若者や子供にへりくだって近づく必要はありませんが、向こうから来たくなるような大人になっていない自分を責めるべきでしょう。このことは、プロとして悪い結果もすべて受け入れるということと共通していると思います。

いずれにせよ、今自分の身に起きていることは、すべて自分の責任です。自分の考え方、言動などが招いた結果です。誰かのせいにしてあきらめてしまうことは簡単ですが、まずはすべてを受け入れ、できるところから地道に一歩一歩改善してく必要があります。

いろいろ書いてきましたが、結局のところ、誰に何を言われようが自分で気づくしかありません。大事なのは、そのことに如何に早く気づき、如何に早く行動に移すかだと思います。

 

一介の読書オタクより

 


画像引用元:https://www.amazon.co.jp/最後のルール―プロフェッショナルになる16条件-RULES-BUSINESS-浜口-直太/dp/4901841564/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1537608685&sr=8-2&keywords=%E6%B5%9C%E5%8F%A3%E7%9B%B4%E5%A4%AA%E3%80%80%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB

 

参考図書:『最後のルール プロフェッショナルになる16条件』

発行年月:2007年5月

著者:浜口直太(はまぐち・なおた)

発行所:株式会社G.B.

※本記事の写真はすべてイメージです。本記事は参考図書の一部を引用したうえで、個人的な感想を述べているに過ぎません。参考図書の実際の内容は、読者ご自身によりご確認ください。

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