ようこそ、南アジアの一番美しい所.......スリランカ(6)

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インドの南に位置しているスリランカは平和で幸福な国としても、美しさがで満ちている国として世界中に有名になっています。この文章では、スリランカの国内の事を紹介するようにしています。

 

スリランカの教育制度(きょういくせいど)

昔(むかし)のスリランカの教育(きょういく)は、お寺(てら)を中心(ちゅうしん)にした教育制度(きょういくせいど)でした。先生(せんせい)はお寺(てら)の僧侶(そうりょ)でした。農業(のうぎょう)で生活(せいかつ)していた村民(そんみん)は、昼間(ひるま)は農場へ行(い)くので、家(いえ)に残(のこ)った子供(こども)たちはお寺(てら)に集(あつ)められました。和尚様(おしょうさま)は、子供(こども)たちに文字(もじ)を書(か)かせたり、詩(し)やお経(きょう)などを暗記(あんき)させたりしました。そのころは教育(きょういく)のための設備(せつび)といって何(なに)もなかったので、床(ゆか)に座(すわ)ったり、砂(すな)の上(うえ)に指(ゆび)で文字(もじ)を書(か)いたりして勉強(べんきょう)していたのです。

 

 

でもお寺(てら)を中心(ちゅうしん)にしたそのころの教育(きょういく)は、生活(せいかつ)にはとても役(えき)に立(た)ちました。その教育(きょういく)のおかげでそのころのスリランカ人(じん)は満足(まんぞく)した生活(せいかつ)をすごしたそうです。16世紀(せいき)の前半(ぜんはん)、外国人(がいこくじん)がスリランカを支配(しはい)するようになってから、お寺(てら)の代(か)わりに、学校(がっこう)の校舎(こうしゃ)が建(た)てられ、学校教育(がっこうきょういく)が始(はじ)まりました。

今(いま)、子供(こども)たちが入学(にゅうがく)する年齢(ねんれい)は6歳(さい)と決(き)まっています。昔(むかし)のスリランカには義務教育(ぎむきょういく)がありませんでしたが、今(いま)では6歳(さい)から14歳(さい)までの子供(こども)たちは必(かなら)ず勉強(べんきょう)しなければならないということになっています。でも4歳(さい)の子供(こども)を幼稚園(ようちえん)に入学(にゅうがく)させる人(ひと)もいます。最近(さいきん)は3歳(さい)の子供(こども)たちに受験勉強(じゅけんべんきょう)をさせるところも見(み)えてきました。

 

 

小学校五年生(しょうがっこうごねんせい)の生徒(せいと)たちは、奨学金試験(しょうがくきんしけん)を受(う)けます。その試験(しけん)でよい成績(せいせき)を取(と)ったら、有名(ゆうめい)で人気(にんき)のある中学校(ちゅうがっこう)に入学(にゅうがく)できるのです。中学校(ちゅうがっこう)で6年間学習(ねんかんがくしゅう)してからOレベル試験(しけん)を受(う)けます。高校(こうこう)に入(はい)るためにはOレベル試験(しけん)を受(う)ける必要(ひつよう)があります。高校(こうこう)では、いくつかの科目(かもく)から3つの科目(かもく)を選(えら)んで2年後(ねんご)のAレベル試験(しけん)のための勉強(べんきょう)をします。Aレベル試験(しけん)でよい点(てん)を取(と)ったら、大学(だいがく)に入学(にゅうがく)することができます。

大学(だいがく)の一般的(いっぱんてき)な学部(がくぶ)は3年(ねん)か4年(ねん)ですが、医学部(いがくぶ)は5年間(ねんかん)になります。大学(だいがく)に入学(にゅうがく)しないで工業学校(こうぎょうがっこう)に入(はい)る人(ひと)や仕事(しごと)に就(つ)く人(ひと)もいます。また外国(がいこく)に留学(りゅうがく)する人(ひと)も少なくないです。大学(だいがく)に入(はい)って、修士課程(しゅうしかてい)や博士課程(はくしかてい)まで勉強(べんきょう)しても、自分(じぶん)の学歴(がくれき)にあった仕事(しごと)が探(さが)せない人(ひと)たちも少(すく)なくありません。だから現在(げんざい)の国情(こくじょう)に合うように、スリランカの教育(きょういく)を近代化(きんだいか)させなければならないと思(おも)います。

 

 

ところで、スリランカの教育(きょういく)はとても効果(こうか)が上(あ)がっていると言(い)えると思(おも)います。それは最近(さいきん)の統計(とうけい)によるとコロンボにある一(ひと)つの学校(がっこう)がアジアで一番(いちばん)になったことからもわかります。また、スリランカ人(じん)の識字率(しきじりつ)が99%になっていることも、スリランカの教育(きょういく)が高(たか)いレベルになっているということを表(あらわ)しているのではないかと思(おも)います。他の国と比べてみるとスリランカの教育の一番大事な事は、小学校から大学まで全ての教育は無料という事です。

 


Rev. Paranagama Gnanawimala

パラナガマ ニャーナウィマラ、

華南師範大学、広州,中国

 

《編集長後記》

これまで計6回にわたってパラナガマさんの母国スリランカに関する記事を掲載してきましたが、日本語の文章に関してはまったく編集しておりません。

パラナガマさんはスリランカ人の日本語の先生ですが、それにしてもこの日本語文章の能力には驚かれた方も大勢いらっしゃると思います。

パラナガマさんは、失礼ながら一見すると少しこわもてですが、笑顔を絶やさないとても気さくな方で、実は、日本に住んでいたこともあります。現在は中国に居て中国語を勉強されています。

彼は禅僧でいつも袈裟を着ています。最初にお会いした時ももちろん袈裟を着ていました。広州にのとある大学の日本語交流コーナーへ初めて行ったときに知り合ったのですが、袈裟を着た人から禅僧と書かれた名刺を渡され、スリランカ人だと自己紹介され、英語だけでなく日本語と中国語も高度に操るこの人は一体何者なんだ?と頭が混乱したことを覚えています。

彼はまだ広州で修業中ですので、まだまだ中国で会う機会があると思いますが、いつの日か彼を探しにスリランカに訪れてみたいと思います。

鈴木陽介

 

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