みなさんは見えないところでも努力していますか?

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読書オタクが語る日本図書シリーズ 第102回

~『人望がある人、ない人』(山崎武也著)を読んで学んだこと~

 

基本は自分を磨き続けること。

 

大昔から人間は働き続け、一方で人間の余暇は増え続けています。今後、人工知能やロボットなどが発達していくと、人間の働く時間が減る傾向にさらに拍車がかかるでしょう。

そのうえで、働きたい人はそれら新しい技術を活用してもっと働くでしょうし、働きたくない人は、その多くを機械に任せて余暇に時間をかけることになると思います。ここで大事なことは、選択肢が増えることだと思います。

ただ、どれだけ科学技術が発達しようとも、人間関係に関する悩みは尽きることはないのではないでしょうか?

人間が実務にかけなければならない時間が減れば減るほど、それにより獲得した時間は人間関係に割かれると思います。余暇の過ごし方にせよ、大自然を相手にする時間の使い方をすればあまり関係ないかもしれませんし、自宅に引き籠って過ごすこともできますが、ほとんどの人にとっては、それを長期間続けることは困難です。人間関係を完全に断ち切ることができない以上、今後ますます人間関係がクローズアップされていくと思います。また、仕事なんてほぼ人間関係だと思います。

ただ、その人間関係が上手くいかず、損をしている人も少なくありません。今回の引用箇所は、その答えの一つとして参考にしていただきたいです。

 


画像引用元:https://pixabay.com/ja/ワークプ-レース-チーム-営業会議-ビジネスマン-ビジネス-1245776/

 

【この本のポイント!】

自分をある程度オープンにできる人

以上のように、どこまでも人のことを考えながら、自分を律していく必要がある。自分の欲と人の欲とを常に頭において、その間の折り合いをつける。もちろん、その場限りではなく、将来に視点を据えて考えることも不可欠だ。

人の欲と自分の欲とが食い違うことは常に起こる。そこで、自分の欲をどの程度抑えることができるかによって、自分の器量が決まってくる。

人望の有無やその程度は「人の望み」をどの程度まで適えることができるか、によって左右される。また、そのことをどの程度に意識して、日々判断を下し適切な言動につなげていくことができるかどうかがポイントとなる。

だが、あまりにも人のことばかり考えると、自分を見失ってしまう危険があるので、注意を要する。要は、自分自身と人との関係について、常にバランス感覚を持ち続けることを忘れてはならない。

最後に重要なのは、人望を築き上げるためには、自分を魅力のある人間にと磨き上げていくことである。常に勉強を怠らないで、自分自身で考え、将来を見通すことのできる洞察力を養わなくてはならない。そのような努力を続けていけば、創造力にも磨きがかかってくる。すると、そこから珠玉のような価値ある「ひらめき」も生まれてくる。

勉強というときは、知的なことに限る傾向があるので、気をつけなくてはならない。美しいものに触れ、少しでも美しいものを生み出そうとする努力もしなくてはならない。それには、人間の感情の重要性に対する考慮は不可欠の要素である。

さらには、自分に関する情報をある程度はオープンにする必要もある。

人間の魅力はその人間らしい弱味にもある。それを知ればお互い人間同士であるという意識が高まり、親愛の情が深まるからである。

このような感情が絡まってくるとき、人望は頂点へと高まっていく。

『人望がある人、ない人』P24~P25



画像引用元:https://pixabay.com/ja/応援団-手-陽気です-人-グループ-ご希望のコンセプト-1031743/

 

相手のことを考え、相手の望みが叶えられるようサポートする。

接客というか、お客様中心というか、現代ビジネスの基本でもあると思いますが、お客様は神様ではありません。

お客様は神様というキャッチフレーズは非常にわかりやすいですし、ビジネスの核心をついていて非常に優れた言葉だと思いますが、残念ならがこの言葉を悪用している輩が増え過ぎていて問題になっていると感じています。

いくら大事なお客様だからと言って、お客様の言いなりになっていては、そのお客様のためにもなりません。お客様として感謝しつつも、言うべきことは言える関係を築くのが本当のビジネスマンだと思います。

最近感じるのは、起業したからといって独立しているとも限らないし、組織に属しているから独立しているとも限らないということです。たとえ、会社を辞めて独立したとしても、取引先がほぼ一社か二社で、その会社幹部連中にアゴでいいように使われているとすれば、それは本当に独立していると言えるのでしょうか?会社勤めしていて上司の言いなりになっているのと何ら変わりません。もはや、下請け業者ですらないと思います。

他方で、組織に属していながら、上司の命令にも盲目に従わず、言うべきことを言い、自分が携わっている事業に関することや部下のミスも責任者としてちゃんと責任を取るような人がいるとすれば、たとえその人は組織上完全に独立していないとしても、真に独立したビジネスマンだと言えるのではないのでしょうか?

つまり、本引用箇所に絡めて言えば、組織に属していても自分を見失っていない人がいる一方で、独立して自分次第であるにもかかわらず、完全に自分を見失っている人も少なくないということです。

本引用箇所とは関係ない話が続いてしまいましたが、どのような仕事をしていようが、結局は信用があるか、人望があるかというところに行き着くと思います。

ただそれも一日で得られるものではありません。誰にも見られていなくとも、責任感を持って一つ一つ確実に仕事をしていけば、時間はかかるかもしれませんが見ている人は必ずいます。最初は目立たず、多くの人に相手にされないかもしれませんが、それを見てチャンスをくれる人は必ず現れます。そして、いただいたチャンスに対して全力で誠心誠意応えることで、次のチャンスもいただけるのです。

結局は、信用や人望といったものは、そのような地道な努力の延長線上にあるのではないでしょうか?

 

一介の読書オタクより

 


画像引用元:https://www.amazon.co.jp/人望がある人、ない人―人間関係の達人になるための知恵-知的生きかた文庫-山崎-武也/dp/4837977855/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1533949083&sr=1-1&keywords=%E4%BA%BA%E6%9C%9B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%81%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA

 

参考図書:『人望がある人、ない人』

発行年月:2009年5月

著者:山崎武也(やまざき・たけや)

発行所:三笠書房

※本記事の写真はすべてイメージです。本記事は参考図書の一部を引用したうえで、個人的な感想を述べているに過ぎません。参考図書の実際の内容は、読者ご自身によりご確認ください。

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