大陸に住む日本人の知らない世界「香港ラーメン」(1)

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はじめまして!東莞に住むサラリー麺です。今回、初の執筆となり、何をどう書いてご紹介したら良いのか、悩んでましたが、ラーメン好きの素人が食べ歩きしたお店の紹介や感想を少し述べてみます。

 香港はご存知のように世界の料理、食材、外食店が多くあります。ちなみに2016年4月現在外食店が11,000軒に対し日本料理店が1400軒あるそうです。多いですね。さらにその中でもラーメン店となると2013年10月現在で446軒が登録されているそうです。ただ、実際の日本のラーメン専門店となると数十軒ほどではないでしょうか。

ところで日本で好きなラーメンの味を男女で調査してみたら、なんと醤油味が一位、次に味噌味、 大方の予想に反してトンコツ味は第三位。では香港ではどうでしょう。香港では圧倒的にトンコツ系ラーメンが占めています。醤油も醤油トンコツとかブレンドしたものが多く、日本にあるような純粋な醤油味は数軒しかありません。

 大陸では「味千ラーメン」がどこの都市にもあり、中国人でも知らない方はいないのではないかと思われるほど抜群の知名度。ちなみに自宅で作れるようスーパーマーケットでも袋麺が売られています。少し余談ですが、この味千ラーメンの本社は熊本ですが、創業者は台湾人の重光孝治さん。

 福岡ラーメンに台湾のニンニクを入れる習慣が合わさって熊本ラーメンができたとWikipediaに紹介されていました。

ちなみに1996年香港1号店が出店。しかし、香港では1984年に長崎ちゃんぽんの麺屋一平安がすでに開店。ただ、日本のラーメンブームの火付け役の一つである博多一風堂が香港に開店したのが2011年。

「ラーメン多様化期」と呼ばれる個性的なラーメンがこの後、続々と押し寄せてきて開店したと思いきや、数ケ月も経たないうちに、別の店が開店、なんてことはザラです。日本人に合った味ではなく、香港人に合った味でなければ淘汰されるようです。

 

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味千ラーメン

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袋入り麺(中国)

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袋入り麺(香港)

 

では香港人に合った味とはどういう味なのでしょうか?中国ほぼ全域で火鍋という鍋料理があり ます。この火鍋で人気のあるものが「猪肚鶏」(ツードウヂー)という名前の通り、豚の胆と鶏でスープを作るわけですが、これが日本のトンコツ味に類似しています。ですから、かなり身近に感じられる味です。さらに、醤油や味噌より油っこさを感じられます。ですから必然的にトンコツが好まれているのではないかと個人的に推察しているところです。

では前置きはここまでとして、香港に来たら是非食べてもらいたい日系ラーメンをご紹介しましょう。

まずはミシュランガイド(2014年.2015年)掲載された「ラーメンJo」です。二店舗中のエレメンツ店で食しました。特徴はクリーミーな味付けとサッパリ感のあるスープ。おそらく女性には間違いなく受けるであろうという味。また麺にも程よいコシ、醤油ニンニク風味のチャーシュー、器に盛られた 風貌も上品で見た目も良し。まずは食べていただきたい一品。

 

サラリー麺

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